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いまリフォームに行っている家に使われていた柱は、集成材の柱でした。
その集成材に重大な欠点を今回知らされました。 それは、シロアリです。 これがシロアリに食べられた柱です。 手でむしってみると、この通り。 無惨です。 柱の役目を果たしていません。 この柱が支えている、上の梁は、両側の柱に乗っていたので、良かったのですが、もし角の柱だとしたら、ゾッとしますよね。 基本的に当工務店では、柱や梁など主要構造部に、集成材は使わないんですが、全体的にみると、ハウスメーカーなどでは、よく用いられています。 なぜかと言うと、無垢の木に比べ、反ったり、ねじれたりしない。価格も安い。 よって、コストを抑えたい家によく使われている気がします。 今回、それプラス、シロアリに弱いということを思い知りました。 では、なぜ無垢の一本の木なら良いのか? これが無垢の木の柱の木口(断面)です。 樹芯が赤身をおびていますよね。その部分は油分も多く、湿気などにも強い部分です。 その回りの白い部分が白太(しらた)と呼ばれ、性質は真逆です。 そして、シロアリが好んで食べるのは、柔らかいこの白太なのです。 これで分かりますよね? 万が一、シロアリに食べられても、樹芯の赤身の、強い部分が残り致命傷を避けられる、という構図です。 今回の集成材は白太ばかりを貼り合わせたものだったので、根元から末まで食べられたのです。 昔から大工は、一本一本の木を吟味し、適材適所に用いる。と言う事を念においているのですが、近年の機械化によりその工程を、覚えられずにいる大工さんが多いのが現状です。 これを読んで頂いた方には、集成材のデメリットを知って頂けたと思います。 僕が思うに、施主のメリットは安いだけだと思います。 ぜひ、建てる際には、無垢の木を使って下さい。 ランキングに参加しています。 倉谷建築を応援して下さる方は、 読み終えた後に↓↓↓クリックをお願いします。 ![]() にほんブログ村 PR |
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初めてブログ拝見させていただきました・・楽しいブログ期待しています
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仲氷店さんのブログを見習い、楽しいブログに努めます。
今年の夏は、かき氷の事を書かせてくださいね。 仲氷店ブログ http://blog.murablo.jp/naka-kooriya21-5300/ |
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