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天から大粒の雨ばかりが降りしきる新宮に今は帰ってます。
というのも、僕にとって、恩師であるかたの家を建てさせて頂くことになり、墨付けという作業をさせてもらいに帰ってきました。 そんな中、今では珍しい凝ったお家のリフォームも手がけさせてもらっている為、面白い仕事が山盛りです。 墨付け この墨付けという作業は、その地方によって、使う木、継ぎ手、木取り、が異なります。 その地方の風土や、それこそ雨の多い町、雪の多い町など、その土地に合わせたモノが代々、その土地の大工に伝わり残されていきます。 今回も新宮という町ではこういう風に墨付けをするという、ものを大工さんに教わりながらやっていました。 京都でこれまで見てきたものとは、基本は同じでも、この土地ならではの事もあり、毎日感心しながら墨を付けています。 きっとこれまでこの新宮の大工さんが受け継いできたものが、こうして伝えられる、これこそが伝統建築という事だと思います。 じつは墨付けも昨日で区切りとなり、今日はリフォームの現場にいってきました。 現場に着いてからの仕事は建具の収まる枠をつけていました。 こんな風に加工してはめ込みます。 写真で見ると一瞬ではまってますが、それなりに大変です。 この後は床張り。ヒノキの無垢板を張るのですが、これがまた真ん中に丸い柱があって、これも大変(*_*; こんな時にこそ使う道具があります。 カネ順さんのアサリ無しのノコギリ そして、岡山の市川金物さんで買った床張り鑿【首切り鑿】 リストラ鑿とも言うらしいです^^; 未熟な腕を道具で助けていただきました。 こういう道具、出番は少ないですが、ここぞって時はかなり楽をさせてくれます。 難所は突破したので、明日は床を張り終えます。 ランキングに参加しています。 倉谷建築を応援して下さる方は、 読み終えた後に↓↓↓クリックをお願いします。 ![]() にほんブログ村 新宮市の工務店、倉谷建築 HP:http://www.kuratani-kenntiku.com/ PR |
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