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昨日は腰かけと式台の削りこれが今使うヒノキの板。 プレーナーで真四角に削ります。 綺麗な色をしていました。そして今回使ったのは、倉谷建築鉋特注品です これは機械で出来た微妙は凹凸をとるのに使います。粉末ハイスという鋼で、長切れしてくれる鋼。一番良く使う鉋でもあります。そしてやっぱり仕上げは横山鉋、犬首。 刃の幅一杯にでてくれると、これまた気持いいものです。鉋とは、微調整だらけの道具。ミクロン単位の薄い鉋屑を出すには、刃の砥ぎ、鉋刃の台への仕込み、台の調整、またまた削る材木の置く台によっても変わってきます。そのすべてが一致したときに綺麗に削れます。とても奥が深い道具。だからこそ、はまる人は、はまってしまう道具なのです^^;えらそうなことは言えませんが、それをすべて機械やペーパーで済ましてしまう大工さんがほとんど。いま鉋を使う人も、鉋を置いている金物屋さんも、それを作っている鍛冶屋さんもかなり減っています。私にとっては寂しい限り。。。でも鉋の良さを知った上での、鉋で仕上げた物を見ると、なにかと訴えてくるものがありますよ。 すかすと景色が映るくらいに仕上がりました。木、本来の良い艶しています。